はつこいマーケットフェアで市場調査を行いました

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消費動向調査で経営力アップ!

 宮島エリアを中心としたインバウンド需要や観光客の消費動向を調査し、商品開発・販売戦略の見直しにつなげる目的で、宮島口客船ターミナルのはつこいマーケット(はつかいち観光協会)で、観光客への対面調査を実施しました。

 調査の対象は廿日市市内の菓子製造6事業者の商品。はつこいマーケットで「地元の手土産フェア」を2週間開催し、期間中に売り場を訪れた観光客に対面でのアンケート調査を行いました。アンケートの内容は、事業者の商品を購入したいと思うかどうか、またその理由について尋ねるもので、率直な意見を聞くことができました。一般的に土産物を購入する際のポイントについてもアンケート収集しました。

 

インバウンドを意識した売り場作りにも挑戦しました!

 観光客向けの対面調査に先立ち、参加事業者の各店舗では、既存客や地元の消費者をターゲットとしたWEBアンケートキャンペーンも実施。WEBアンケートは325名から回答がありました。

参加した事業者の声

フェルダーシェフ 田頭さん

「アンケートの評価はスタッフとも共有しました。直接、消費者の声をもらうことはありがたいし、商品づくりをきちんとしないといけないと改めて気が引き締まりました。」

経営体質強化するために市場調査を活用する

 WEBキャンペーンでは、事業者の店をよく知る顧客からもアンケート回答があり、肯定的でファンレターのような応援メッセージが多かった一方、対面調査では、「廿日市」を知らない観光客が中心の調査であるため、土産物を選択する基準について、率直な厳しい意見を聞くことができました。

 参加した事業者は取り組みの中で、商品開発や販売戦略のヒントを得て、その成果を経営体質強化につなげることができ、労働環境の改善にもつながる成果となりました。

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